住まいの給付金①

前回、住宅ローン控除について書きましたが、今回は住まいの給付金についてご紹介していきます。

住宅ローン控除についでお得感の高い制度が“住まいの給付金”です。住まいの給付金は、消費税の増税にあわせて、住宅取得者の負担をかなり程度緩和するためにつくられた制度です。うまく利用することができると、最大50万円の現金給付をうけることができます。

新築住宅を購入する場合、請負契約で新築住宅を建てる場合、中古住宅を購入する場合とそれぞれ条件が変わってきますので、今回は中古住宅を購入する場合の住まいの給付金についてご紹介いたします。

まず、住宅購入に伴い消費税を支払っていることが大前提となっています。だれでも消費税を払っているだろうと思うかもしれませんが、実は中古の不動産売買に関していうと消費税を払っていないケースが多いです。まず、不動産取引の特徴として、土地には消費税がかかりません。建物部分についても、売主が個人の場合は非課税となりますので、消費税がかかりません。売主が事業者の場合にのみ消費税がかかります。

中古不動産を購入する場合には、不動産会社が仲介をする場合がほとんどなので、売主が個人なのか事業者なのか一見するとわかりません。見分け方のポイントは、リフォーム済みで空き家のマンションは業者売りの可能性が高いです。

しかも、住まいの給付金の対象になる不動産は、消費税が課税されているだけではだめで、条件があります。

  • 消費税が課税されていること
  • 床面積が50㎡以上あること(コロナ対応で令和3年11月30日まで40㎡以上)
  • 売買時に第三者の検査を受け、一定の品質が確保されていること

1と2は、クリアされているケースが多いですが、3がネックになります。

次回は、3の“売買時に第三者の検査を受け、一定の品質が確保されていること”についてお伝えします。

マルタ不動産 岩城

ノベルティについて③

前回までにご来店して頂いたお客様向けにお渡ししているノベルティについてご紹介してきました。

他にも様々なノベルティを作っていますので、少しずつご紹介したいと思います。

今回は、ポップアップのふせんメモです。

表面には、街中を走るマルタ不動産のラッピングバスをイメージしたイラストが描かれており、中を開くとオリジナルキャラクターのマルちゃん達が飛び出す仕掛けになっています。中身のふせんも75mm×75mmサイズなので、お仕事でもご自宅でも使いやすいものになっています。

 

少し話は変わりますが、実は2021年2月20日土曜日の朝日新聞朝刊に「あなたの街のキャラクター図鑑」という全面広告が掲載されているのですが、この広告にマルタ不動産も協賛しております。

愛知県内の官公庁や団体、企業などのイメージキャラクターが掲載されており、弊社のマルちゃんもいます。

広告の企画で、掲載されているキャラクターから好きな1キャラクターを選んでメールかはがきを送ると抽選で10名様にキャラクターのオリジナルグッズをお渡しするというものがあり、弊社は先程紹介したふせんメモをご提供しました。

他のノベルティでは珍しいスーツ姿のマルちゃんとこのノベルティだけに登場するオリジナルキャラクターもいますので、ご応募して見事当選された方や既にお持ちのお客様も、是非チェックしてみてください!

また、不動産のご相談はマルタ不動産までよろしくお願い致します。

マルタ不動産 上口

リフォーム補助金

「夢のマイホーム」という言葉があるように、自分にとっても、家族とっても夢であると思います。しかし、そのマイホームも10年と20年と時が経てば、新築当初のままという訳にはいかず、色々な場所でメンテナンスが必要になってきます。

メンテナンスをする際に一番ネックになるのは費用の問題です。

そこで皆さんに紹介したいのはリフォーム補助金という制度です。

もちろんあるすべてのリフォームが対象になるわけではありませんが、ある条件をクリアすることで国や地方自治体がそのリフォーム代金の一部を補助するものです。

その条件の対象となる主なリフォーム工事は、バリアフリー化、省エネ化、耐震化に関するリフォームです。

しかし、この上記のリフォームをやったからと言ってすべての人がもらえるわけではなく、申し込みの時期やタイミングなどで受け取れないという事もありますので注意が必要です。

よく受け取れない事例として挙げられるのは申請をせずに先に工事を始めてしまっていたり、工事をすでに完了してしまったというケースです。一般的にリフォームに対する補助金は、工事前に申請が必要です。その他にも、申請された補助金の額が、その年の予算の上限まで達してしまったケースがあります。自治体の補助金は毎年4月から受付を始まりますが、初めに決めた予算の枠を超えた場合は追加で予算が増やされるわけではなく、そこで打ち切りになります。なので、秋や冬に申請を出しても終了している場合があるので、もし利用する場合は年度初めの「今」の時期に出すことをおススメします。

このように複雑な仕組みなので、リフォーム業者さんの協力も必要になってくる為、選んだリフォーム業者さんがその制度に対しての知識が疎いと苦労して、補助金を受け取れない可能性もあるので、しっかりとした実績があり、制度への理解があるリフォーム会社を選ぶようにしましょう。リフォーム会社の中には、リフォームへのアドバイスだけでなく、申請手続きの代行を行っているところもあります。

マルタ不動産 辻石

住宅ローン控除の改正

ポストコロナに向け、経済の持ち直しの動きを確かなものとし、民需主導の成長軌道に戻していくために、国の経済政策が策定されました。

その一つの住宅ローン控除の改正についてご紹介します。

その前に、住宅ローン控除の基本をおさらいします。

住宅ローン控除は、10年間年末の住宅ローン残高の1%(最大40万円)が、所得税から控除されます。所得税から控除できなかった分は、限度がありますが、住民税からも控除されます。

これは税額控除と呼ばれ、控除額分の税金が安くなります。つまり、2000万円のローン残高がある場合は、20万円分の税金がダイレクトに安くなります。サラリーマンの場合は、最初の一回は確定申告が必要ですが、2回目以降は年末調整で戻ってきます。

要は、10年間住宅ローン残高の1%が戻ってくるということです。

 消費税10%に増税されたときに、2020年12月末まで入居を条件に消費税のかかる不動産を購入すると、10年間の期間が13年間に延長されていました。期限限定の措置でしたが、これが2021年11月末までに契約、2022年12月末までに入居に延長されました。

 ローン控除が利用できる取引の場合は、2021年11月末までに契約できれば、13年間のローン控除の恩恵を受けられるということです。ただし、最後の3年間は、最大控除額が(建物購入価格の2%÷3)になってしまいます。

 また、東海地方の方にはあまり関係ないかと思いますが、ローン控除の要件の床面積50㎡以上が40㎡以上に緩和されました。名古屋では、50㎡以下のマイホームはほとんどありませんが、東京などの都心部では50㎡以下のマイホームがあるそうで、そういったものもローン控除の対象になるということです。

 

今回伝えたかったこと

・ポストコロナ対策で2021年の住宅ローン控除は優遇される。

・消費税のかかる物件を買う人は今年の11月末までに契約をするのがお得。

マルタ不動産 岩城

ノベルティについて②

前回に引き続いて、ノベルティをご紹介したいと思います。

今回は、私が個人的に物件を内見する時にあると便利だと思うグッズになります。

まずは、メジャーです。物件の内見をしている時に、今使っている家具や家電がこのスペースに収まるか、梁の出っ張りに当たらないかと心配になる事があると思います。ご自宅の置きたいものの寸法と照らし合わせることができます。また、個人的にメジャーは、普通のお店で貰う機会はあまりないので、不動産屋らしいノベルティだと思います。

次に、メモ帳です。表紙に自社のイメージキャラクターのマルちゃんの線画イラストとマルタ不動産のロゴが印刷されています。先程のメジャーで測った寸法を忘れてしまわないように何かにメモしておきたい!という時に丁度良いとノベルティだと思います。罫線も入っているので、図形を書いたり、表を書いたりするのにも使いやすいメモ帳だと思います。

最後に、ボールペンとシャープペンです。これは、パイロットのレックスグリップというシリーズのもので、ボディカラーは自社のイメージカラーのオレンジ系の色を使用しています。握りやすく、軽くなめらかな書き味で、お客様から「とても書きやすい」とご好評頂いております。

不動産のご相談は、マルタ不動産までよろしくお願い致します。

マルタ不動産 上口

木材の種類について②

前回は木材の種類で「メープル」についてお話させて頂きました。

 

今回は、「ウォールナット」について紹介していきたいと思います。

「ウォールナット」のおもな原産地はカナダの東部とアメリカの東部になり、クルミ科の落葉広葉樹になります。希少性や機能性、美しさなどが評価された木であることから「世界三大銘木」のひとつと評されます。その他には、「マホガニー」と「チーク」があります。

先日紹介させて頂いた「メープル」と同様の広葉樹になることから、耐久性には非常に優れた木材になります。またウォールナットは広葉樹の中でも、空に向かって真っすぐに伸びる特徴がある為、木目もまっすぐ綺麗に整っています。

色合いは、落ち着きのある深い茶色、暗褐色のような色になります。色の濃い部分と若干薄い部分が波状、巻毛状の木目などが混ざり、さらに美しい雰囲気になります。

このように暗い色になる為、部屋全体に重厚感感じることができます。その反面、やはりホコリなどは明るい他の色と比べると目立ちやすくなってしまいます。

ウォールナットも前回の「メープル」と同様に空気や太陽に当たることによって徐々に色が変わっています。色の変化としては、初めは深い濃い色で徐々に明るい色へと変化していきます。

 

その他に、木材は湿度が高ければ木は膨張し、湿度が低ければ収縮するのが一般的ですが、「ウォールナット」このような影響を受けづらいという特徴を持っています。このことから、日本のような四季がハッキリとして湿度の変化の大きい地域でも扱いやすくなっています。

マルタ不動産㈱ 辻石

マルちゃんの誕生秘話

今日は弊社のキャラクター『マルちゃん』について紹介したいと思います。

弊社が伝馬町に事務所を移して不動産会社を始めた時に皆様に愛されるキャラクター

を作りたいと思った時にミニチュアダックスフンドがとても人気でした。

我が家でもミニチュアダックスフンドを2匹飼っていました。茶色の毛並みの子と黒の毛並みの子です。

たくさんの方が散歩に連れていて、ペットショップでもミニチュアダックスフンドばかりでした。

そのブームに乗っかって弊社のキャラクターに採用されました。

マルちゃんはネクタイをしていますが、当初は蝶ネクタイもしていました、その時の社長が

ネクタイを気に入っていたため今ではほとんどの広告でネクタイのマルちゃんがお馴染みです。

私の個人的な意見としては蝶ネクタイのマルちゃんの方が好きです。

マルちゃんが誕生してからは弊社のノベルティのほとんどで

マルちゃんが活躍してくれています。雨の中でもラッピングバスで

走るマルちゃんをみると頑張ってと応援してしまいます。

ちなみにその時飼っていた犬は一匹になってしまいましたが、

今では17歳の愛犬です。

マルタ不動産 専務

 

ノベルティについて①

今回は、マルタ不動産のノベルティについてご紹介したいと思います。

ノベルティは、不動産のご相談やご契約などで、ご来店頂いたお客様にお渡ししております。

まずは、自社広告について①でもご紹介させて頂いたラッピングバス柄のボックスティッシュです。現在も運行中のラッピングバスのデザインがプリントされています。多くのお客様(特にお子様連れのお客様)からご好評を頂く人気グッズです。

次に、タオルです。自社のイメージカラーのオレンジ色のタオル地にマルタ不動産のロゴがプリントされているシンプルなデザインです。これから少しずつ暖かくなってきて、タオルを使う機会が増えていますし、今は手洗いをする機会が多いかと思いますので、ハンカチの代わりにもなって何かと便利なグッズだと思います。

今回の締めくくりは、クリアファイルです。自社のイメージキャラクターのマルちゃんの線画がプリントされていて、シンプルながら可愛らしいデザインとなっています。不動産のご相談やご契約などの際に、お客様にプリントアウトした物件資料や契約書などをお渡ししますので、大切な書類の保管・収納に是非お使いください。

 

次回は、物件の内見をする時に重宝しそうなノベルティをご紹介したいと思います。

不動産のご相談はマルタ不動産までよろしくお願い致します。

 

マルタ不動産 上口

木材の種類について①

皆さんは、床など木目のデザインを選ぶ際に、「メープル柄」や「ウォールナット柄」といった言葉を一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。

これらは木の種類のことになります。

そこで今回からは、FLや建具に使われる木の種類についての特徴などを書かせて頂こうと思います。

まずは、弊社で床(FL)や建具などで使うことの多いメープル柄についてです。

メープルとはカナダ北東部やアメリカ北東部に広く分布しているカエデ科の広葉樹です。

皆さんが大好きな甘くて美味しいメープルシロップもこの木から採取されるものになります。

この木の最大の特徴は、寒さの厳しい地域で育つことから硬く締まった幹になり、衝撃や摩耗にも強い木で耐久性に優れています。このことから、フローリングはもちろんその他、家具や野球のバットの材料にも使われることが多くあります。

メープルの色合いはきめ細かく、白っぽく爽やかな色になります。明るい色の木材なのでお部屋の中が明るい感じに仕上がります。また、ほこりなども他の種類の木材に比べて目立ちにくく清潔感を保つことができます。

これは、シート材ではなく無垢なものに限りますが、つるつるとしており「木の真珠」讃えられるほど肌触りがよく、木材自体が少しひんやりとしています。また年月とともに乳白色から黄味がかった飴色に変化していくので、この変化を楽しむこともできます。

次回は、ウォールナットについてお話したいと思います。

マルタ不動産 辻石

アルファード人気に見るマンションの購入の考え方

 トヨタのミニバンのアルファードの販売台数が伸びているそうです。アルファードと言えば、高級ミニバンの代表格で500万円台がボリュームゾーンのヤンキー御用達と言われる威圧的なデザインで、庶民にはなかなか手の出せない車です。「見栄っ張りかお金持ちが多いんだなぁ」とありきたりの感想を持ったのですが、ちょっと前のネット記事によると、実情は少し違うようです。

 その記事によると、アルファードの購入者の増加は、オラつきたい見栄っ張りが増えたわけでなく、社会的な価値に敏感な合理的経済人が購入しているとのことでした。その理由は、アルファードのリセールバリューにあるそうです。通常の車の価値が3年で半分になるのに対し、アルファードは人気グレードの場合は、8割を超えることがあるそうです。

 3年で買い替えることを考えると、300万の車を買って、下取り150万よりも、600万のアルファードを買って、下取り480万円の方が合理的だということです。なるほどなぁと思いました。と同時に、将来の下取り価格なんて誰にも分らないでしょとも思いました。

現時点では、アルファードを買った人が得だったということは事実ですし、将来の下取り価格まで考えることは有益だと思いました。

 実はこの視点が、マンション購入の際も大切になります。古いのに高いマンションは、割高なマンションではなく、マンションの価値が落ちていないマンション。新しいのに新築時の半額になっているマンションは、お買い得なマンションではなく、価値が維持できていないマンションとの見方ができます。マンション選びの際には、この視点を持っていただくと、違った見方でマンションが見えてくるかもしれません。

 中には、10年住んで、買ったより高く売却される方もいらっしゃいます。高額帯のマンションで買ったよりも高く売れるのを見ると、「お金持ちはますますお金持ちに」と心の中で思ってしまいます。

 

マルタ不動産 岩城