中古マンションの購入

 中古マンションの良さは、現物を見てから購入できることです。

 マンションは共同住宅なので、良い環境を維持していくためには、管理が大切になります。中古マンションの場合は、実際の管理状況を確認したのちに購入できます。また、建ってからでないとわからない眺望や騒音、周囲の雰囲気等も確認がしやすいです。

 もちろん、最近は新築の場合も実績のある管理会社(たいていはデベロッパーの関連会社)であったり、モデルルームで工夫をして実際の雰囲気を感じられるようにしたりしていますが、実際に見ることには勝てません。

 次に金額的なメリットがあります。中古マンションは新築に比べて割安なケースが多いです。また、最近の新築マンションは、部屋が機能的になってきている反面コンパクトになる傾向が進んでいます。50㎡台のお部屋も珍しくなくなってきています。以前は75㎡くらいの3LDKが標準的でしたので、新築マンションはかなりコンパクトな部屋になっています。地価の値上がり、建築コストも上がっているので、部屋を小さくして、販売価格を抑えているのだと考えられます。そのため、広い部屋の新築マンションは、どうしても高価格帯になってしまいます。

 中古マンションは、人が使っているので、汚れや設備等の劣化があります。そのため、リフォームを行うケースがほとんどですが、リフォームには、手間も時間もお金もかかります。それを解決するのが、リフォーム済みマンションです。

 次回は、中古マンション購入後にリフォームをする場合とリフォーム済みマンションを購入する場合の違いについて、お知らせしようと思います。似ているようで全く違います。どちらが良いかは、購入希望者の価値観によりますので、マンション探しの参考になれば、幸いです。

 

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