新築戸建てについて

新築の一戸建てや土地を探すと「注文住宅」「建売住宅」「売建住宅」「建築条件付き土地」というワード見るときがあると思います。

今回は、その4つのワードについて詳しく説明したいと思います。

まず、新築戸建ては、土地を選んで新築戸建てを建てる場合と、すでに完成した新築戸建ての場合の2つ分かれます。

さらにそこから土地を選んで新築戸建てを建てる場合は、注文住宅と売建住宅に分かれます。

注文住宅とは・・・

初めに土地を選び、自分の希望の間取りに設計をして建築する新築戸建てのことです。

設計と建築は、工務店やハウスメーカー(セキスイハイムダイワハウス積水ハウスミサワホームなど)、設計事務所に依頼します。

注文住宅は、基本的に設計を誰に頼んでも、どのハウスメーカーを選ぼうが自由ですし、それぞれの予算に応じて設定はできます。このように自由度がかなりあるので、総合的な価格は高くなります。

売建住宅とは・・・

売建住宅は土地を選んだあとに建物を建てるという点では先に説明した注文住宅と同じですが、建物を建てる会社はすでに決まっている住宅のことです。つまり、自分で間取りを一から決めていくわけではなく、あらかじめ大方な設計は決まっていて、細かなオプションなどを提案されそれを決めていくというものになります。このような土地のことを「建築条件付き土地」ともいいます。

建売住宅とは・・・

建売住宅とは、すでに家が完成した状態で販売されている住宅のことです。

完成済みの「土地+新築建物」のセット商品なので建物は完成しているので、実物の建物を見た状態で購入できます。大きな土地を一括で開発(インフラを整備する)して区画を分けるので、注文住宅に比べて建築費はやすくなります。

マルタ不動産 辻石

近隣施設のご紹介「熱田神宮④ 剣の宝庫草薙館」

今回は、過去のブログで熱田神宮をご紹介した際に触れた「剣の宝庫 草薙館」について改めてご紹介します。

熱田神宮は、三種の神器の一つ草薙剣がご鎮座されています。

そのため、古来より熱田神宮には、各時代にわたって刀剣が奉納されていたそうです。現在に至るまでに約450口以上の宝刀が収蔵されてきました。その中には、国宝・重要文化財に指定された刀剣や愛知県指定文化財なども数多くあります。

草薙館は、神様へ祈りと感謝の思いを込めて奉納された貴重な刀剣を紹介する刀剣展示館として創設されました。

熱田神宮正門(南門)から参道を真っ直ぐ進んだ手水舎の手前の左手側にあります。

通常の拝観料金は草薙館単館券が大人500円、小中生が200円、宝物館共通券が大人800円、小中生300円です。

開館時間は、午前9時から午後4時半まで(最終入館は午後4時まで)です。

宝物館のロビーに常設されていた真柄大太刀の大太刀 銘末之青江(太郎太刀)は、現在草薙館へ移動しており、大太刀 銘千代鶴國安(次郎太刀)と共に常設展示されているそうです。こちらの大太刀は、1570(元亀元)年に姉川の戦いで朝倉氏の客将であった剛力無双の真柄直隆・直基父子が実際に使用していたと伝えられています。

毎月テーマを変えて、テーマに沿って所蔵されている様々な刀剣を入れ替えて展示しています。

この写真は令和5年度に行われた展示テーマの一覧になるため、最新のものは下部の草薙館ホームページをご参照ください。

刀剣の展示ケースは表裏どちらも鑑賞できるようにガラス張りになっているそうです。

また、館内には刀剣体験コーナーというものがあります。そちらでは、実際に脇差や刀、さらに常設展示されている大太刀の複製拵(こしらえ)に触れることができます。

マルタ不動産は、熱田神宮正門(南門)から徒歩約5分のところにあります。

是非、草薙館へご来館された後に、不動産のご相談などありましたら、是非マルタ不動産へよろしくお願い致します。

草薙館公式ホームページ

https://www.atsutajingu.or.jp/kusanagi/

マルタ不動産 髙木

近隣施設のご紹介「熱田神宮③ くさなぎ広場」

熱田神宮の中で“名古屋めし”であるきしめんが頂けるのをご存知でしょうか。

正門(南門)からまっすぐ進み東西の門からの参道が交わる参道の手前左手側に「宮きしめん」の1号店である神宮店はありました。

「剣の宝庫 草薙館」などを整備するために、一時仮設店舗に移転していましたが、2021年7月1日に「くさなぎ広場」が開園し、今はそちらに店舗を構えています。

「宮きしめん」は1923(大正12)年に熱田神宮境内で創業したお店です。宮司の方から熱田神宮の「宮」を頂き、「宮きしめん」と命名されたそうです。

今回は、そんな宮きしめんがある「くさなぎ広場」についてご紹介します。

くさなぎ広場は、南神池(みなみしんいけ)周辺の庭園を参拝者の憩い・やすらぎの場として作られました。

熱田の地に東海道五十三次の41番目の宿場である宮宿があった事から42番目の宿場である桑名宿へ向かうための船を出していた熱田湊(現在の宮の渡し公園)をイメージしてデザインされています。

帆船と南神池上に設けた回廊を自由に散策することができます。

「宮きしめん」は解放感のあるオープンテラス型の店舗です。屋根付きの席も設けられているため、食事の際に日差しや雨を避けることも可能です。

また、広場には売店があり、熱田神宮所蔵の刀剣や宝物をモチーフにした参拝記念の品やきよめ餅などの名古屋銘菓などが取り揃えられています。

 

他にも、二十五丁橋というものがあります。こちらは板石25枚をもって造られている橋で、名古屋最古の石橋だそうです。

熱田神宮正門(南門)からマルタ不動産は徒歩約5分程度の場所にあります。

不動産のご相談などありましたら、是非マルタ不動産をよろしくお願い致します。

マルタ不動産 髙木

近隣のご紹介「もちつもたれつ 熱田神宮店」

今回は、名鉄名古屋本線「神宮前」駅の西街区に昨年の大晦日にオープンした「もちつもたれつ 熱田神宮店」をご紹介したいと思います。

もちつもたれつは、お餅とタレにこだわったお餅茶屋のお店だそうです。

店舗は、「神宮前」駅から熱田神宮の東門へ向かう通り道にあります。

店名が書かれた白いのれんが目印です。

開店当初はテイクアウトだけだったそうですが、現在はイートインも可能です。

店内には、イサム・ノグチがデザインした和紙の照明シリーズ「AKARI」というまん丸なフォルムの照明が散りばめられています。

お月様が連想しやすいデザインで和紙と竹ひごを使用したナチュラルで温かみのある照明は、お店のこだわりのようです。

お餅専門店ということで、味付けの種類も豊富です。

定番のきな粉、あんこ、みたらし、味噌に、他にも、トッポギ風、クリームチーズの全部で6種類あります。

甘味だけでなく、蒸篭蒸しの定食やひつまもち定食などのお料理もあります。

また、お店は食器にもこだわっているそうです。

日本三大陶磁器と呼ばれている有田焼や、同じく佐賀県の有名な焼き物である伊万里焼の食器を使用しています。

内装や食器で目を楽しんで、お餅で味も楽しむというお店のこだわりが伺えます。

もちつもたれつさんからマルタ不動産は大津通沿いを伝馬町方面(南)に進んで頂き、国道19号線方面に右折したところにあります。

不動産のご相談などありましたら、是非マルタ不動産へよろしくお願い致します。

 

もちつもたれつ 熱田神宮店公式ホームページ

https://motchitu-atsuta.owst.jp/

 

マルタ不動産 髙木

近隣施設のご紹介「登和山 青大悲寺」

今回ご紹介する場所は、熱田区旗屋一丁目にある青大悲寺です。

以前のブログでご紹介した「熱田ぐるりんウォーキング」の通過点にも設定されていました。

如来教の本山である尼寺です。御本尊は、釈迦牟尼仏坐像です。

明確な創建時期はわかっていないそうですが、元は天文年間(1532~1555年)に創建された曹洞宗江南寺(現在の成福寺)の大門前にあったとされています。

1556(弘治2)年に江南寺が現在の熱田区白鳥に移り、成福寺と寺号を改めたことで、北山墓地の入口となったそうですが、後に現在地へ移転したそうです。

如来教は熱田に生まれた、きのという女性が1802(享和2)年に神懸かりとなって始まった講で尾張藩士や裕福な商人などに多くの信者がいたとされています。きのが亡くなった1826(文政9)年の後も広く信仰を集めたそうです。

きのの父が鉄地蔵を信仰していた縁で1829(文政12)年に成福寺が所有していた地蔵堂と鋳鉄地蔵菩薩立像を譲り受けたそうです。鋳鉄地蔵は、1843(天保14)年に刊行された尾張藩の官撰地誌『尾張志』の中で「尾張六地蔵」の一つとして記されているそうです。

その形態は、同じく成福寺から鋳鉄地蔵を譲り受けた観聴寺に現存する無銘の一体に酷似し、しかもより佳作である。また珍しく沓(くつ)をはいた形式である。納衣(のうえ)の下端は観聴寺の直線式に比べて、本像の方が変化に富んでいる。(文化財ナビ愛知より引用)とのことです。

他にも金毘羅大権現をお祀りするお堂もありました。

金毘羅大権現は、海上交通の守り神とされています。

 

国道19号線から熱田神宮方面(南)へ向かって頂くとマルタ不動産はあります。

不動産のご相談などありましたら、是非マルタ不動産をよろしくお願い致します。

 

鋳鉄地蔵立像|文化財ナビ愛知

https://jmapps.ne.jp/aichi_bunkazai/det.html?data_id=290

 

 

マルタ不動産 髙木

近隣施設のご紹介「遣迎山 雲心寺」

今回は、名古屋市営地下鉄名城線「西高蔵」駅2番出口から徒歩5分ほどの場所にある雲心寺をご紹介します。

浄土宗鎮西派の寺院で、院号は浄土院です。

雲心寺の成り立ちは、名古屋の商人だった近藤武兵衛が跡継ぎに先立たれ、身の不幸を嘆き山伏となり諸国行脚の旅に出たことがきっかけだったそうです。

武兵衛は、京都で法然院の万無和尚に出会い、深く帰依することによって1739(元文4)年に現在の東海市荒尾町にあった普門寺を川名村へ移し、遣迎山称賛浄土院雲心寺と改めました。

更に翌年に現在の所在地へ移転して今に至ります。

本堂は、本尊を安置する棟と参拝する棟が分かれた構造で、京都府にある法然院の建築様式を模した造りとなっています。

写真の左側が参拝する棟で、右側が本尊を安置する棟です。

本尊の阿弥陀如来坐像(名古屋市指定文化財)は、中区にある栄国寺の阿弥陀如来像、昭和区の興正寺の大日如来像と合わせて、名古屋三大仏と呼ばれています。

雲心寺の阿弥陀如来坐像は、京都の仏師である山本茂助が制作したもので、1863(文久3)年に完成し、翌年に開眼供養が執り行われました。

また、この阿弥陀如来像は、京都府にある浄土宗の総本山である知恩院の阿弥陀堂の本尊の姿を模したものと言われています。

そして、この阿弥陀如来像の中には、本尊が造られる以前の本尊が胎内仏として納められています。

他にも雲心寺は、大名古屋十二支恵方寺の第7番霊場にもなっていて、7番目の干支である午年の守り仏の勢至菩薩坐像も祀られています。

また、勝軍地蔵菩薩と呼ばれる甲冑を身にまとい軍馬に乗る珍しい地蔵菩薩も祀られています。

 

マルタ不動産は、地下鉄名城線左回りで2駅先の「熱田神宮伝馬町駅」4番出口を白鳥橋方面(西)に進んだ先にあります。

もし不動産のご相談がありましたら、是非マルタ不動産をよろしくお願い致します。

 

雲心寺ホームページ

https://takakura.ed.jp/unshinji/

 

マルタ不動産 髙木

毎年、4月から5月に来る税金

毎年ちょうどこの時期に、不動産を所有している方には、不動産の評価額ともに税金の請求がきます。

今回は、その税金の概要についてです。

不動産を持っているとかかる税金に固定資産税と都市計画税があります。どちらの税金も国にではなく、地方自治体に納める地方税になります。

固定資産税は、毎年1月1日の時点で土地・家屋・償却資産を所有している人に、それらの価値に応じて納める税金となります。この税金は、地方自治体の福祉、教育などの行政サービスや、公共施設の整備などの事業をおこなうのに使われます。

都市計画税は、毎年1月1日の時点で市街化区域に土地・家屋を所有している人に課税される税金となり、道路、公園、下水道などを整備する都市計画事業や土地区画整理事業に使われます。都市計画税は、市街化調整区域に不動産を持っている方には課税されません。しかし、必然的に市街化調整区域には都市計画事業で使われるお金は少なくなると思われます。

どちらの税金も、地方自治体には非常に重要で巨大な財源となっています。ちなみに名古屋市では、税収に占める割合では、固定資産税が37.3%、都市計画税が8.2%(令和4年度)になっています。この二つの税で45%を超える極めて大きなな財源になっています。ちなみに最大の税源は、個人の住民税で38.7%ですが、固定資産税だけでそれに近い規模があります。

不動産をもって、税金を支払うということは、行政に強力な支援をしているということだと思います。そう思うと、なんとなく支払っていた固定資産税、都市計画税も納得感が出てくるのではないでしょうか?

 

マルタ不動産 岩城

 

参照 名古屋市:名古屋市の財政(令和5年版)(市政情報) (city.nagoya.jp)

近隣施設のご紹介「波限神社」

 

今回は、熱田区船形町にある波限(なぎさ)神社をご紹介します。

波限神社は、城造りの名人として広く知られている戦国武将加藤清正に縁のある神社です。

徳川家康の命を受けて名古屋城の築城を任されていた加藤清正が、資材の運搬船が度々遭難したため、1610(慶長15)年に宮崎県日南市にある鵜戸神宮の分霊を勧請して、現在の白鳥橋下流200mの堀川河口の地に奉ったことで創建されました。

それ以来、海上交通安全、安産、縁結びの神様としてあがめられました。

御祭神は、初代天皇の神武天皇の父、彦波限建鸕鷀草葺不合尊(ひこなぎさたけうかやふきあえずのみこと)で、その名に因んで命名されたそうです。

元々は、現在の愛知時計電機の敷地内にご鎮座されていたそうですが、昭和14年に愛知時計電機の業容拡大によって現在地に遷座されたそうです。

また、遷座される前の境内には、まむしが多くいたそうで、「まむし神社」と呼ばれ親しまれていたため、現在の境内にその名残として石碑が置かれています。

1945年(昭和20)年3月に戦災で社殿は焼失しましたが、1975(昭和50)年に再建され、現在に至っています。

正面鳥居の右側に清正石と称されている石があります。これは、名古屋城築城の過程で落ちてしまった石で、落石は落城につながり縁起が悪いと考えられて捨てられた石だそうです。石垣として積まれるために四角く大きな石でした。他にもいくつか落石した石が境内に置かれています。

また、摂社として稲荷社もありました。

マルタ不動産は、波限神社からは国道1号線から白鳥橋方面(東)へ向かって頂いた先にあります。

もし波限神社へお立ち寄りの際に不動産のご相談などございましたら、是非マルタ不動産をよろしくお願い致します。

 

マルタ不動産 髙木

近隣施設のご紹介「熱田社」

今回は、熱田区二番一丁目にある熱田社をご紹介します。

以前のブログでご紹介した熱田新田の番割観音の二番・三番観音のある慈教寺の左隣に熱田社は鎮座しています。

御祭神は、日本武尊(やまとたけるのみこと)です。熱田神宮とも関わりの深い神様ですが、この熱田社は熱田神宮から勧請してお祀りされた神社ではなく、熱田新田が完成した翌年1650(慶安3)年に熱田社の前身である三十番神堂が創建されました。三十番神は、神仏習合の信仰で日本全国の有力な神社から神を三十柱集めて、毎日交替で国や人々を守護するとされているもので、熱田新田の中の二番割・三番割の氏神だったそうです。

その後に、神仏分離が行われ、三十番神堂の仏式を排除して、その跡地に1872(明治5)年に熱田社が創建されました。それ以降は二番一丁目から七丁目までの氏神としてお祀りされ、現在に至るそうです。

本殿の右側にある御神木は、熱田区の木にもなっているクロガネモチの木です。

晩秋に熟す赤い果実がひときわ美しい常緑高木です。暖地の山野に自生、5月から6月にかけて、淡紫色の小さな花を多数開きます。(熱田区役所ホームページより引用)

クロガネモチの木はその名前から「苦労せずにお金持ちになれる」とされ、縁起の良い木としても有名です。

境内の右奥に摂社の天王社と秋葉社もありました。ご祭神は看板などは無く、詳細はわかりませんでした。

境内の奥は白鳥西公園へとつながっています。

熱田社から国道1号線を伝馬町方面(東)に進んだ先にマルタ不動産はあります。

もし不動産のご相談がありましたら、マルタ不動産を是非よろしくお願い致します。

 

熱田区の紹介|熱田区役所ホームページ

https://www.city.nagoya.jp/atsuta/category/121-2-0-0-0-0-0-0-0-0.html

マルタ不動産 髙木

不動産を取得したときの税金②

前回、土地や住宅を購入したり、住宅を新築したりした場合にかかる税金のことを少し書きましたが、今回もその続きとなっています。

所得税の住宅ローン控除及び投資型減税

税金は納めるのが義務ですが、中にはもどってくるものもあります。それが住宅ローン控除及び投資型減税という所得税の特別控除です。取得したときという範疇ではないですが、現在住んでいる住宅の増改築僧等や、省エネ改修工事を行った場合、耐震改修工事を行った場合、多世代同居改修工事等を行った場合の税額控除も所得税の税額控除となっております。

次に贈与税

贈与税は、住宅を取得する際に、親や親戚の人などから資金の贈与を受けたときに対象となる税金となっております。

最後に相続税

相続税は相続や遺贈によって、土地や住宅などの財産を取得したときに対象となる税金となっております。

以上が土地や住宅を購入したり、新築にしたときにかかる税金でした。

前回と今回のブログを通して、少しでも皆さんに知っていただけたら幸いです。

もし土地や建物の購入で困ったことがありましたら気軽に弊社にご相談ください。

 

 

マルタ不動産 鈴木