今回は、以前ブログでご紹介した段夫山古墳から堀川を挟んだ対岸にある白鳥庭園をご紹介します。
白鳥庭園は、「池泉回遊式」という池の周囲を一周しながら庭園を鑑賞する様式の日本庭園で、都市公園内にある庭園としては、東海地方最大規模になるそうです。
もともとは1989(平成元)年に開催された世界デザイン博覧会のパビリオン「日本庭園」として整備されたことから、庭園の南側にある築山は御嶽山、そこから各池へと水を運ぶ川は木曽川、長良川、揖斐川の木曽三川、中央と周辺の池は伊勢湾と東海三県を中心とした中部地方の地形がモチーフになっており、自然の雄大さを表現しています。
写真撮影した時はさくらが見頃でしたが、つつじ、あじさい、紅葉、雪吊りなど四季折々の風情も楽しむことができます。
また、庭園の中心部には茶室 清羽亭と茶寮 汐入の二つの施設があります。
清羽亭は、京都数寄屋大工と尾張大工の協力のもとに造り上げられた本格的な数寄屋建築で、主に茶会や歌会などで利用されます。外観は、白鳥という地名にちなんで白鳥が舞い降りる姿がイメージされているそうです。
汐入は、潮の満ち引きによって移り変わる景色を楽しむ汐入の庭を楽しみながら、お茶や季節の甘味などを味わうことができます。
汐入の庭は静かに潮の満ち干きを繰り返す海浜の景色と写真のような噴水による波しぶきを表した岩場の景色と二つの表情を楽しむことができます。
白鳥庭園の入園料は大人は300円、名古屋市在住の65歳以上の方は100円、中学生以下は無料なのですが、4月1日(土)、2日(日)の観桜会や5月3日(水・祝)~7日(日)の春浪漫という催事の期間は、着物姿で来園された方は入園料が無料になるそうです。
白鳥庭園を散策された後に不動産のご相談などありましたら、是非マルタ不動産をよろしくお願い致します。