熱田神宮の中で“名古屋めし”であるきしめんが頂けるのをご存知でしょうか。
正門(南門)からまっすぐ進み東西の門からの参道が交わる参道の手前左手側に「宮きしめん」の1号店である神宮店はありました。
「剣の宝庫 草薙館」などを整備するために、一時仮設店舗に移転していましたが、2021年7月1日に「くさなぎ広場」が開園し、今はそちらに店舗を構えています。
「宮きしめん」は1923(大正12)年に熱田神宮境内で創業したお店です。宮司の方から熱田神宮の「宮」を頂き、「宮きしめん」と命名されたそうです。
今回は、そんな宮きしめんがある「くさなぎ広場」についてご紹介します。
くさなぎ広場は、南神池(みなみしんいけ)周辺の庭園を参拝者の憩い・やすらぎの場として作られました。
熱田の地に東海道五十三次の41番目の宿場である宮宿があった事から42番目の宿場である桑名宿へ向かうための船を出していた熱田湊(現在の宮の渡し公園)をイメージしてデザインされています。
帆船と南神池上に設けた回廊を自由に散策することができます。
「宮きしめん」は解放感のあるオープンテラス型の店舗です。屋根付きの席も設けられているため、食事の際に日差しや雨を避けることも可能です。
また、広場には売店があり、熱田神宮所蔵の刀剣や宝物をモチーフにした参拝記念の品やきよめ餅などの名古屋銘菓などが取り揃えられています。