今回は、熱田区二番一丁目にある熱田社をご紹介します。
以前のブログでご紹介した熱田新田の番割観音の二番・三番観音のある慈教寺の左隣に熱田社は鎮座しています。
御祭神は、日本武尊(やまとたけるのみこと)です。熱田神宮とも関わりの深い神様ですが、この熱田社は熱田神宮から勧請してお祀りされた神社ではなく、熱田新田が完成した翌年1650(慶安3)年に熱田社の前身である三十番神堂が創建されました。三十番神は、神仏習合の信仰で日本全国の有力な神社から神を三十柱集めて、毎日交替で国や人々を守護するとされているもので、熱田新田の中の二番割・三番割の氏神だったそうです。
その後に、神仏分離が行われ、三十番神堂の仏式を排除して、その跡地に1872(明治5)年に熱田社が創建されました。それ以降は二番一丁目から七丁目までの氏神としてお祀りされ、現在に至るそうです。
本殿の右側にある御神木は、熱田区の木にもなっているクロガネモチの木です。
晩秋に熟す赤い果実がひときわ美しい常緑高木です。暖地の山野に自生、5月から6月にかけて、淡紫色の小さな花を多数開きます。(熱田区役所ホームページより引用)
クロガネモチの木はその名前から「苦労せずにお金持ちになれる」とされ、縁起の良い木としても有名です。
境内の右奥に摂社の天王社と秋葉社もありました。ご祭神は看板などは無く、詳細はわかりませんでした。
境内の奥は白鳥西公園へとつながっています。
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