もう今年も、残すところあと少しになりました。
会社にも、年末の挨拶周りがふえてきました。
「少し早いですが、良いお年を」そんな言葉がよく聞こえます。
今年の不動産を振り返りますと、コロナの影響による物不足、物価上昇もあり、価格が上がり続けています。
新築マンションについては、駅近、コンパクトな間取りの好立地、高価格の傾向がより鮮明になっています。
世界的な原材料費の高騰は、今後も続いていきそうなので、価格が下がることは考えにくい状況です。
中古マンションについても、価格の上昇傾向がこちらも続いています。
リフォームを加えた再販物件の供給も増えています。
金額的には、新築に比べるとまだまだ値ごろ感があります。
住宅ローンの環境にいうと、金利は相当低く変動では、0.5%を下回っています。
また、最近の傾向として、住宅ローンの保険の機能が拡充されています。
金利の上昇なしにガンにかかると返済が免除されるがん団信が金利のアップ無しでつく銀行も増えてきました。
住宅ローン控除についても変更があり、1%から0.7%へ控除率が変更になりましたが、まだまだ、払った金利より控除される税額が高い逆ザヤ状態が続いています。
住宅の購入者には良い状況が続いでいます。
よく「今は買い時ですか?」と聞かれますが、資金調達の状況で言えば過去最良の状況が続いています。
しかし、それよりもライフステージに合わせて購入を考えるべきです。
今は、不動産は一度買ったら、ずっと住み続ける一生に一度の買い物でなくなってきています。
若い2人暮らしのときに、安価な小さめの中古マンションを買い、ライフステージに合わせて物件を買い替えていくこともできます。
ポイントは、ローンの支払いで身動きが出来なくなるほどの物件を避けることと将来売却が見込める物件を買うことです。
すると多くの場合は必然的に中古マンションの選択になるケースが多いです。
私のブログはこれで今年最後になります。
つたない文章を読んでいただいた方、大変ありがたく思います。
また、みなさまのお役に立てる情報を少しでも提供できたらと思います。
それでは、少し早いですが、良いお年を
マルタ不動産 岩城