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せっかくリフォーム済みマンションを買うのなら、減税を受けましょう。
買取再販で扱われる住宅の取得に係る特例措置という国の施策があります。
買取再販に係る消費者の負担を軽減し、消費者がより多くの選択肢から良質な既存住宅を、より低価格で購入できるようにするための制度です。
買取再販とは、不動産業者がマンションを買取、リフォームして販売を行うことです。こちらの制度をつかえるリフォーム済みのマンションは、リフォームがしてあればなんでも良いわけではなく、一定の基準のリフォームがしてある必要があります。
こちらの制度を使えるということは、一定の基準を満たした物件と言えるので、なんとなく安心できるのではないでしょうか。
では、実際にはどのような減税がうけられるのかをお知らせいたします。
購入者が恩恵を受けられるのは、2点です。
一つ目は、購入時の所有権の移転のときにかかる建物の登録免許税が、0.3%から0.1%に減税されます。建物の評価額が1000万円とすると3万円が1万円になることになります。減税額としては少し寂しいですが、66%オフと考えるとお得です。
二つ目は、住宅ローン控除の限度額が変わります。普通の中古物件は2000万円までですが、こちらの制度をつかうと3000万円までの住宅ローン控除を受けられます。もし、控除を最大限使うとすると、0.7%の控除が13年間受けられるので、13年間2000万円使うとすると、182万円の減税になります。これでも相当大きな金額ですが、買取再販の条件を満たす物件だと、13年間3000万円で、273万円の減税になります。その差は91万円もあり、効果の大きさが実感できます。
ちなみに、普通の中古マンションの場合は、2000万円までの10年間しか受けれませんので、最大減税額が140万円になります。
2000万円以上の中古物件を買う場合は、この制度が適用できるかで、大きな差がでてきますので、必ず購入前にご確認くださいね。
マルタ不動産 岩城