今回はマンションで使われるフローリングについて少し書かせて頂こうと思います。
弊社のマンションリフォームは仕上がりのほとんどがフローリングになっています。
そこで内覧されたお客様より床がフワフワするという事をよく言われます。
共同住宅では、音の問題が起きやすいです。それを軽減するため、マンションでは、コンクリート直張の防音フローリングが使用されることが多いです。
フローリングの構造が合板一枚だけではなく、合板の下に防音用のクッションを入れることで遮音性能を出しています。その防音用のクッションが柔らかいので、歩いた時にフワフワするように感じるのです。
また同じフローリングを使っていても、床暖房がある場所とない場所など下地の関係によっても歩行感に違いが出てきます。人の足の感覚は敏感で、少しの差でも感じることができます。
お客様が疑問や不安に思われたときにすぐにお答えできるように、弊社で使っているものの性能や特性への理解を日頃から増やしています。
次回は弊社で使っているフローリングの種類と性能についてもう少し詳しくお話したいと思います。
マルタ不動産 辻石