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前回の最後に「アクセントクロス」というものについて、少しだけ紹介させて頂いたと思います。今回は「アクセントクロス」について詳しくお話していこうと思います。
まず、「アクセントクロス」とは、その名の通りお部屋の壁紙を部分的に変えてアクセントをつけてクロスは張り分ける方法です。
例えば、壁の1面、天井、お部屋の角から角までカウンターの上下、トイレ(便器背面)などといった狭い範囲でクロスにアクセントをつけることにより、ぼんやりとしたお部屋のイメージを、おしゃれにすると事ができます。
また、「アクセントクロス」は種類が豊富に存在するため、デザインを楽しめます。
前回までのクロスの張り方と同様に「アクセントクロス」の選び方や場所については、決まりはありません。しかし、種類や場所については無数にあり、張った後に失敗したという事が少なくありません。そこで、次は各部屋の選び方について書いていこうと思います。
リビングのクロスはあまり派手過ぎず、シックなタイプを選ぶことで、家族全員が落ち着く居心地のいい空間に仕上がります。
寝室のクロスは目にやさしく落ち着いた色柄選ぶことで、ぐっすり眠れる癒しの空間に仕上がります。また寝ている間に派手なアクセントクロスが視界に入ると、目に強すぎて落ち着かなくなることがあります。寝室での定番の位置は、ベッドヘッド側の壁面です。
トイレはリビングや寝室と違い閉じられた空間です。そこで思い切り派手で楽しいアクセントクロスを使ってもおもしろいかもしれません。冒険をするのであれば、トイレがおススメです。またデザインだけでなく消臭、調湿、防カビ、抗菌、汚れ防止などの壁紙の機能にも注目すると、さらに快適な空間になります。
これらすべてのお部屋に言えることとしては、壁全体に対しての割合を20%~30%に抑えるということです。4面ある内の1面だけという感覚です。そうすることで「アクセントクロス」が際立ちメリハリが出せます。
これまで、3回に分けてクロスの選び方について、基本的な知識等を書かせて頂いてききましたが、「クロス選びに決まりはありません。」ので、実際に皆さんがクロス選びをするときの参考程度のことです。
マルタ不動産 辻石