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前回は天井と壁のクロスを統一して施工するというのが一般的に多いという事を紹介したと思いますが、その逆で天井と壁のクロスを変えるという事も、もちろん考えることもできます。
では、その場合はどうのようにして選んでいけばいいかという事を今回は話していこうと思います。
まず、天井と壁を変える場合ですが「似たような色」を選ぶと大きな変化がなく違いが良く分かりません。
そうなると、お部屋全体のイメージが変わることがなく意味のないことになってしまいます。
むしろ、クロスを張る際に貼り分けることによって、職人さんの手間がかかり、結果、費用だけが高くなってしまいます。
よって、天井と壁の壁紙を変えるなら「色」を変えるのがおすすめとなります。
実際に色を変える際の注意点ですが、
「床」→「壁」→「天井」
の順番で明るくするのが一般的で大きな失敗をしません。
天井が床や壁より明るい壁紙は「天井が高く感じる」という視覚効果があります。
逆に天井に暗い色を使うと「低く」感じますので、トイレなどの狭い空間では圧迫感を感じてしまいます。
その他にも「お部屋全体を張り分けるまではしたくないけど、少しインテリア性を出したい」という人におすすめなのは、天井と壁の壁紙を揃えて、一面など狭い範囲だけを「アクセントクロス」でおしゃれに見せるという方法です。
次回はその「アクセントクロス」というものについて詳しく話していこうと思います。
マルタ不動産㈱ 辻石