前回のブログに引き続き、媒介についてご紹介したいと思います。
今回は前回までにご紹介した3種類の媒介のメリットとデメリットについてご紹介します。
まずは、専属専任媒介についてご説明します。
この媒介のメリットは、まず1つ目に、レインズ(指定流通機構)への登録が義務付けられているため、不動産会社を介して不動産を探している方へ紹介される可能性があることです。
2つ目に、媒介契約を交わしている不動産会社が1社のため、進捗状況の管理の手間が少ないことです。
3つ目に、業務活動報告の義務が1週間に1回以上あるため、活動状況を把握できるため、安心しやすい事が挙げられます。
デメリットは、まず1つ目に、契約を交わす事が出来る不動産会社は1社に限られているため、思ったように売却活動をしてもらえない場合でも、契約期間中は、他社に依頼できない事です。
2つ目に、他社と比較することが出来ないため、活動内容が適切なのか判断しにくい事です。
3つ目に、自己発見取引が出来ない事が挙げられます。
そのため専属専任媒介は、売却活動の手間を減らしたい方や自己発見取引の予定がない方におすすめと言えます。
次に、専任媒介についてです。
この媒介のメリットは、まず1つ目に、レインズへの登録が義務付けられているため、不動産会社を介して不動産を探している方へ紹介される可能性があることです。
2つ目に、媒介契約を交わしている不動産会社が1社のため、進捗状況の管理の手間が少ないことです。
3つ目に、業務活動報告の義務が2週間に1回以上あるため、活動状況を把握しやすいことです。
4つ目に、自己発見取引も可能であることが挙げられます。
デメリットは、専属専任媒介の1つ目と2つ目のデメリットとほとんど同じ内容になります。
そのため専任媒介は、売却活動の手間を減らしたい方や信頼できる不動産会社が決まっている方におすすめと言えます。
最後に、一般媒介についてです。
この媒介のメリットは、まず1つ目に、複数の不動産会社に媒介を依頼できることです。
2つ目に、広く不動産情報を公開できるため、人気の不動産であれば、早く希望に近い条件で売却できる可能性があることです。
デメリットは、まず1つ目に、複数の不動産会社に媒介を依頼した場合、進捗状況の管理や依頼先についての管理をご自身で管理しなければならないことです。
2つ目に、レインズへの掲載義務がないため、実際に物件が公開されているか不透明なことです。
3つ目に、報告義務がないため、進捗状況について聞かないとわからないことが挙げられます。
そのため一般媒介は、売却を1社に任せるのが不安な方や信頼できる不動産会社が決まっていない方におすすめと言えます。
媒介の種類についての知識があると、不動産会社売却しようとする際にどの条件がご自身で合っているか判断できる材料の一つになります。
不動産のご相談などありましたら、是非マルタ不動産をよろしくお願い致します。
マルタ不動産 髙木