近隣施設のご紹介「熱田神宮② 初えびす」

今回は、熱田神宮の祭事「初えびす」についてご紹介します。

「初えびす」とは、商売繫盛・家内安全・漁業豊漁を祈る祭事で、熱田神宮では正門(南門)近くの摂社 上知我麻神社にて1月5日の午前零時から執り行われます。

上知我麻神社のご祭神は日本武尊の妃 宮簀媛命の父である乎止與命(おとよのみこと)です。普段は、知恵授けの神様として合格祈願の絵馬奉納など篤く信仰されているそうです。

上知我麻神社の横にある大国主社(大黒様)、事代主社(恵比須様)で「えびす」のお札や縁起物の「福熊手」などを授与されます。

1月5日に祭事があることかた「五日えびす」とも呼ばれています。

初えびすで授与されるお札は4種類あり、ご商売をされている方向けの「あきないえびす」、お勤めや農業をされている方向けの「はたらきえびす」、漁業をされている方向けの「とりえびす」があります。平成28年から新たに「生涯現役 ちからえびす」のお札も授与されているそうです。

また、一番札信仰があり、お札を我先にと受けようと参拝者の方がひしめき合う様子は毎年壮観です。

他にも、初えびすでお札を授与された後は、福を逃がさないように誰とも喋らず、寄り道もしないで一目散に帰宅する独特の風習もあります。

縁起物は、福をかき寄せる「福熊手」や福をすくい上げる「福箕(ふくみ)」があります。福熊手はサイズが大小様々あるので、お祀りする場所に合わせて受けることができます。

また、縁起物に関しては数に限りがありますが、12月15日まで予約することが可能なようです。

 

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